もち【餅】の語源・由来

【意味】
もち米を蒸し、粘り気が出るまで臼でついたもの。

【語源・由来】
「餅飯」の略である。「もちい」がさらに略されたものという。「もち」については「保つ」「持つ」の意のほか、望月(もちづき)の「望(もち)」、もち(糯)米の「もち」とする説がある。小鳥や昆虫を捕らえるため、竿の先などに塗って用いる粘り気の強い「鳥黐(トリモチ)」や、その原材料となる「黐の木(モチノキ)」など、粘り気のあるものに「もち」が使われているため、古くから、粘り気のあるものを意味していたと考えられる。

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