カルタの語源・由来

「カルタ」は、遊戯や博打に使われる札を指し、その語源はポルトガル語の「carta」に由来しています。

英語の「card（カード）」とも同じ語源を持つ言葉です。

16世紀頃に、ポルトガル人が日本にこの札を伝えたとされています。

江戸時代には、この札は「歌留多」とも表記されましたし、「骨牌」（こっぱい）という漢字表記も用いられました。

このように、時代と場所によって、表記や用途が多少変わっているものの、基本的な概念はポルトガル語由来であるという点は変わりません。

また、同じ語源を持つドイツ語の「カルテ」は、日本では特に医者の診療記録という意味で使われることがあります。

このように、「カルタ」という言葉は多くの文化と時代を通じてさまざまな形で使われています。

「カルタ」の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

重要ポイント	説明
言葉の意味	「カルタ」は遊戯や博打に使われる札を指す。
語源	ポルトガル語の「carta」に由来し、英語の「card」も同じ語源。
日本での導入	16世紀頃にポルトガル人によって日本に伝えられた。
江戸時代の表記	「歌留多」や「骨牌（こっぱい）」といった漢字表記も存在した。
用途と表記の変遷	時代と場所によって多少の変遷があるが、基本的な概念はポルトガル語由来。
関連語	ドイツ語の「カルテ」も同じ語源で、日本では医者の診療記録に使われる場合がある。