「ごろつき」という言葉は、うろついているならずものを指す言葉として使われます。
この語は、動詞「ごろつく」の連用形から名詞化したもので、その起源は「ごろごろ転がる」という意味の「ごろ」と、うろつく動きを表す接尾語「つく」の組み合わせから来ています。
「破落戸」という当て字で書くこともありますが、これは文字の意味とは関係ありません。
この言葉は江戸時代から存在していました。
当初、ごろつきはあちこちうろついている人を軽蔑して言う言葉として使われていたのですが、そのような人々がしばしば悪事を働くことが多かったため、次第におどしなどを働くならずものを指す言葉としての意味が強くなりました。
「ごろつき」の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「ごろつき」という言葉の基本的な意味や語源、時代背景などをカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
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基本の意味 | うろついているならずもの |
語源 | 動詞「ごろつく」の連用形から名詞化。組み合わせは「ごろ」(ごろごろ転がる)+ 接尾語「つく」 |
当て字 | 「破落戸」。しかし、文字の意味とは関係なし |
時代背景 | 江戸時代から存在。当初は軽蔑的にうろついている人を指す言葉 |
意味の変遷 | うろついている人々がしばしば悪事を働くことから、おどしを働くならずものを指す意味が強くなった |