コロッケの語源・由来

「コロッケ」という料理は、揚げ物の一つで、ひき肉、魚介、野菜などをジャガイモやベシャルメソースと混ぜて作ったものを、パン粉で覆って油で揚げたものです。

この名前はフランス料理の「croquette」に由来しています。

ところで、なぜ「croquette」という名前がつけられたのかというと、イギリスのゲーム「クロッケー」に使われる用具に似ているからだとされます。

「クロッケー」は、持ち手がついた木製の用具で、球を打って転がすゲームです。

そして、「コロッケ」の調理法は、1875年の「西洋料理指南」という書籍で日本に紹介されました。

その後、昭和の初期には一般家庭での人気料理として広まりました。

「コロッケ」の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「コロッケ」という料理の基本的な説明や名前の由来、日本での普及時期などをカンタンにまとめます。

項目	説明
基本の説明	揚げ物で、ひき肉、魚介、野菜などをジャガイモやベシャルメソースと混ぜ、パン粉で覆い、油で揚げた料理
名前の由来	フランス料理の「croquette」
「croquette」の起源	イギリスのゲーム「クロッケー」の用具に似ているため
日本での紹介	1875年の「西洋料理指南」という書籍にて紹介
日本での普及時期	昭和の初期に一般家庭での人気料理として広まり