ごへいかつぎ【御幣担ぎ】の語源・由来

御幣担ぎ(ごへいかつぎ)は、縁起を気にする人を指す言葉として使われます。

この言葉の背景には、神道の儀式や祓い(はらい)の際に使われる「御幣」というものが関係しています。

御幣とは、特定の方法で切り込みを入れた紙を、幣串という棒に挟んで使われる神聖な道具です。

この御幣は、神主が祓いや祈祷を行う際に使用するもので、不吉や災厄を払う象徴としての役割を持っています。

そこから、常に不吉なものを避けたいという意識を持つ、縁起を非常に気にする人を、まるで常に御幣を持って不吉を払おうとするかのような人、という意味合いで「御幣担ぎ」と称されるようになりました。

【御幣担ぎ】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「御幣担ぎ(ごへいかつぎ)」の基本的な意味とその背景をカンタンにまとめます。
項目 内容
基本意味 縁起を気にする人を指す言葉。
関連する道具 「御幣」。特定の方法で切り込みを入れた紙を幣串に挟んで使われる神聖な道具。
御幣の用途 神道の儀式や祓い(はらい)の際に使われる。神主が使用し、不吉や災厄を払う象徴としての役割。
言葉の由来 常に不吉を避けたいという意識を持つ、縁起を気にする人を、常に御幣を持ち歩くかのように形容。

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。