どてら【褞袍】の語源・由来

「どてら」は、広袖で綿が入った防寒用や寝具用の着物を指し、丹前(たんぜん)とも呼ばれるものです。

この言葉の起源に関しては、江戸時代の方言辞書「物類称呼」において、襦袢(普通の肌着や中間の着物)の別名として「ててら」という言葉が記載されていたことが示されています。

時が経つにつれて、この「ててら」の言葉が、襦袢から丹前、すなわち防寒用の着物を指すように変化してきました。

そして、今日では「どてら」は丹前を意味する言葉として広く使われています。

しかしながら、どのような経緯で襦袢から丹前を指す言葉として変化したのか、その詳しい理由や背景は明確には知られていません。

どてら【褞袍】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明
現在の意味 広袖で綿が入った防寒用や寝具用の着物。または、丹前(たんぜん)。
記載の起源 江戸時代の方言辞書「物類称呼」で、襦袢の別名として「ててら」が記載。
言葉の変化 「ててら」が襦袢から丹前を指すように変化。
現在の使われ方 「どてら」は丹前を意味する言葉として広く使われている。
不明な点 「ててら」が襦袢から丹前を指すように変化した詳しい経緯や背景は明確には知られていない。

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