だめおし【駄目押し】の語源・由来

「駄目押し」という言葉は、元々囲碁の世界から来ています。

「駄目」とは、囲碁で言うところの、双方のプレイヤーの境界に位置し、どちらの領分にもなり得ない場所を指します。

この「駄目」に石を置いても、実際の勝敗には関係ありません。

これが「無駄な目」という意味となります。

さて、「駄目押し」という行為は、囲碁の終局後に、両プレイヤーが互いにその駄目に石を置いて埋め合うことを指します。

この行為は確認のため、念を入れて行われることから、「念のために確かめる」や「念を入れて確認する」という意味合いで使用されるようになりました。

また、スポーツの文脈では、試合において追加の点を得て勝利がより確実になる場面での行動や状況を指して「駄目押し」と言うこともあります。

【駄目押し】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「駄目押し」に関する詳細や背景に関して他の情報をカンタンにまとめます。

項目	詳細
基本の意味	「念のために確かめる」「念を入れて確認する」
由来	囲碁の用語。「駄目」は双方のプレイヤーの境界に位置し、どちらの領分にもなり得ない場所。
「駄目」の背景	「駄目」に石を置く行為は実際の勝敗に影響しない。「無駄な目」の意。
「駄目押し」の行為	囲碁の終局後、両プレイヤーがその駄目に石を置いて埋め合うこと。
現代での使用	「念のために確かめる」や「念を入れて確認する」という意味で使われる。スポーツの文脈では勝利をより確実にするための追加の点や行動を指すこともある。