コロンの語源・由来

「コロン」は、オーデコロンという香水の略称として使われています。

この言葉の起源は、フランス語の「eau de Cologne」にあります。

具体的には、「eau」は水を意味し、「Cologne」はドイツの都市、ケルン(フランス語ではコローニュ)を指す言葉です。

そのため、「eau de Cologne」は「ケルンの水」という意味合いとなります。

このオーデコロンという香水は、ケルンに住むイタリア人、ヨハン・マリア・ファリナが創製したものであり、彼は自身が住むケルンに敬意を込めてこの名前を付けました。

この香水は、2~5%の香料を含むアルコール性の水溶液として作られています。

日本においては、明治時代に入るとこのオーデコロンが流行し、「西洋道中膝栗毛」という文献に「逢ふてころり」という表記でその存在が記されています。

「コロン」の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「コロン」という言葉の基本的な説明や名前の由来、成分などをカンタンにまとめます。
項目 説明
基本の説明 オーデコロンの略称
名前の由来 フランス語の「eau de Cologne」から。意味は「ケルンの水」
発祥の地 ドイツのケルン
創製者 イタリア人、ヨハン・マリア・ファリナ
成分 2~5%の香料を含むアルコール性の水溶液
日本での歴史 明治時代に流行。文献「西洋道中膝栗毛」に「逢ふてころり」という表記で存在が記されている

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