にのく【二の句】の語源・由来
「二の句」という言葉は、雅楽の朗詠における詩句の構成に由来します。 雅楽の朗詠では、詩句を三段に分けて詠み上げるのが伝統的なスタイルとなっています。 この三段の中で、「二の句」は二段目の句を指します。 各句はまず独唱で詠...
「二の句」という言葉は、雅楽の朗詠における詩句の構成に由来します。 雅楽の朗詠では、詩句を三段に分けて詠み上げるのが伝統的なスタイルとなっています。 この三段の中で、「二の句」は二段目の句を指します。 各句はまず独唱で詠...
「二枚目」という言葉は、美男子や色男を指す際に使われる言葉として知られています。 この表現の起源は、上方歌舞伎の伝統に根ざしています。 上方歌舞伎の劇場では、公演の際に八枚の看板を劇場の前に掲示していました。 これらの看...
「二の舞」という言葉は、雅楽の中の特定の舞、特に「安摩(あま)」という舞に由来しています。 舞楽の中で、「安摩」というのは蔵面をつけて舞われる一つの雅楽です。 この舞には答舞、つまり返しの舞が存在しています。 この答舞が...
「二の句が継げない」という言葉は、雅楽の朗詠の特定の部分、特に詠むのが難しい部分に由来します。 雅楽の朗詠では、詩句を三段階に分けて詠むことが伝統となっています。 その中の「二の句」は、この三段階の中の二段目の句を指しま...
「にべもない」という言葉は、「愛想がない」や「そっけない」という意味で使われます。 この表現の背景には、魚の「鮸膠」という名前が関わっています。 鮸膠はスズキ目ニベ科の海水魚で、この魚の浮き袋は非常に粘り気が強いのが特徴...
「二進も三進も」という言葉は、物事が行き詰まり、動きが取れない状態を指す言い回しです。 この言葉の背景には、そろばんという計算道具と、それを使用した割り算の概念が関わっています。 具体的には、この言葉はそろばんの割り算に...
「二足の草鞋」という言葉は、一人の人が二つの異なる、または通常両立しない職業や立場を同時に持っていることを表します。 この言葉の背景には、「二足の草鞋を履く」という表現があります。 物理的に一人が二足の草鞋を同時に履くこ...
「錦の御旗」とは、もともと赤い錦の布に日と月が金銀の糸で刺繍された旗を指していました。 この旗は、朝敵を討つ際の官軍のシンボルとして使用されていました。 この旗を持つことは、公式な任務や正当性を示す象徴とされ、戦の正当性...