ブナ【山毛欅・橅・椈】の語源・由来

【意味】
ブナ科の落葉高木。やや高い山地に生え、ブナ帯の代表種。特に日本海側山地に多い。幹の高さ約20メートル。葉は広卵形。5月頃、淡緑色の花を開き、単性で雌雄同株。果実は殻斗(かくと)内になって堅く、10月頃成熟し、食用、また「ぶなのあぶら」を搾る。木材は器具材となり、また、クレオソートを含む。樹皮は染料となる。ブナノキ。ソバノキ。シロブナ。

【語源・由来】
「ブナ」は、水分量が多く腐りやすいため、歩合がよくないことから「分の無い木」の意味からという説、風が吹くと葉が「ブーン」と音をたてることから「ブン鳴りの木」と呼ばれたことからという説がある。漢字表記「山毛欅」は、中国ブナの一種で、日本のブナとは異なる。

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