【意味】
キンポウゲ科の秋植球根類。南欧原産。園芸品種が多く、茎は高さ約20cm。葉は羽状に細裂。花は白・淡赤・赤紫色など。3~4月頃開化。塊根は不定形。また、広くキンポウゲ科イチリンソウ属植物(その学名)でイチリンソウ・アズマイチゲ・ハクサンイチゲなどを含む。
【語源・由来】
地中海原産で、ギリシア語の「風」を意味する「Άνεμος」から。イギリスではwind flower(風の花)とも呼ばれ、風に吹かれるアネモネの姿からという説、アネモネの種が風で遠くまで運ばれることからという説がある。