しゃかん【左官】の語源・由来

左官という名前は、宮中で修理作業を担当する職人の中に、木工寮という組織の属として特定の職人が出入りを許可されたことに起因します。

この特定の職人達が「さかん」と呼ばれるようになりました。

この「さかん」の名前は、後に「左官」という当て字で表現されるようになったのです。

また、この名前は「沙官」や「沙翫」といった表記で記されることもありました。

それが時代を経て「しゃかん」という読みに定着したとされています。

しゃかん【左官】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「左官」という言葉の由来やその関連情報をカンタンにまとめます。

ポイント	説明
名前の起源	宮中での特定の職人が「さかん」と呼ばれるようになったこと
当て字	「さかん」が「左官」という漢字で表現されるようになった
他の表記	「沙官」や「沙翫」などの表記も存在
現在の読み	「しゃかん」という読みに定着