じだんだをふむ【地団太を踏む】の語源・由来

「地団太を踏む」という表現は、地面を強く踏みならすことで悔しさや怒りを表現する行動を意味します。

この言葉の背後には「地踏鞴（じたたら）」という言葉が関係しています。

実際、「地踏鞴」は大型のふいごを指し、これは足で踏んで空気を送り出すものです。

当時の人々は、地を激しく踏む動作がこのふいごを踏む動作に似ていると考えました。

そこから、この動作を「地踏鞴」と称するようになりました。

そして、時間の経過とともに、この言葉は「地団駄」へと変化しました。

結果的に、「地団太を踏む」という現在の表現が生まれました。

【地団太を踏む】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「地団太を踏む」の意味、由来、関連する言葉やその背景、そして言葉の変遷という重要なポイントをカンタンにまとめます。

キーポイント	詳細・説明
意味	地面を強く踏みならすことで、悔しさや怒りを表現する行動。
由来の言葉	「地踏鞴（じたたら）」
地踏鞴とは	足で踏むタイプの大型のふいご。この動作が地を激しく踏む動作に似ていると考えられていた。
言葉の変遷	「地踏鞴」から「地団駄」へと変化し、「地団太を踏む」という現在の表現が生まれた。