おしめ【御湿・襁褓】の語源・由来

「おしめ」という言葉は、乳児や小さな子供が用を足すために股に当てる布や紙を指す一般的な日本語です。

この言葉の「お」は接頭語で、尊敬や丁寧なニュアンスを付加しています。

一方で、「しめ」は「しめし(湿)」の略です。

この「しめし(湿)」は、おむつが小便や大便を吸収する濡れた状態を指しています。

漢字では「御湿」で表記することもありますが、実際にはあまり使われません。

また、漢字で「襁褓」(もともとは「むつき」と読む)と書かれることもあります。

この「襁褓」は本来、新生児や乳児を包む布を指す言葉ですが、「おしめ」と同じ機能を持つため、場合によっては「おしめ」の意味で用いられることもあります。

総じて、「おしめ」は、日本語でおむつを指す際の広く使われる言葉であり、その語源は「湿る」状態を表す「しめし」に由来しています。

そして、これが一般的な用語として確立されているのです。

【御湿・襁褓】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「おしめ」の言葉とその由来、一般的な使用方法などをカンタンにまとめます。
項目 説明
定義 乳児や小さな子供が用を足すために股に当てる布や紙。日本で一般的に使われる「おむつ」と同義。
接頭語「お」 尊敬や丁寧なニュアンスを付加する。
語源「しめ」 「しめし(湿)」の略。おむつが小便や大便を吸収する濡れた状態を指す。
漢字表記 「御湿」で表記することもあるが、一般的ではない。
別の漢字表記 「襁褓」(むつき)と書かれることもあり、本来は新生児や乳児を包む布を指すが、「おしめ」の意味でも用いられる。
一般的な使用 日本語でおむつを指す際の広く使われる言葉で、その語源は「湿る」状態を表す「しめし」に由来している。

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