あごあしつき【顎足付】の語源・由来

「顎足付(あごあしつき)」という言葉は、旅行に要する費用が先方持ちであることを意味します。

この表現の語源と由来について詳しく説明すると、まず「あご」という部分は、口を意味します。

しかし、この場合には転じて、食費や食事を指すようになっています。

一方で、「あし」という部分は、足代(あしだい)の略であり、交通費を指しています。

この言葉は、元々寄席芸人の隠語として使われていました。

寄席芸人は、さまざまな場所で公演を行うために、食費や交通費がかかります。

それが先方、つまり主催者やスポンサーによって負担される場合、その状況を「顎足付」と表現していたのです。

つまり、この言葉は食費と交通費、それぞれに必要な費用が先方によって負担されるという意味合いで使われており、その語源は寄席芸人の隠語として起源を持っています。

このように、「顎足付」とは費用の心配なく旅行や出張、公演などができる状況を表す便利な言葉となっています。

【顎足付】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 詳細・内容
意味 旅行や出張の際の食費や交通費が先方持ちであること
「あご」 食費や食事を指す
「あし」 足代(あしだい)、交通費を指す
語源 寄席芸人の隠語としての使用
背景 寄席芸人が公演の際の食費や交通費が先方持ちの場合
現代の用途 旅行、出張、公演などの際の費用の心配なしの状態

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