しゃようぞく【斜陽族】の語源・由来

「斜陽族」という言葉は、時代の変遷に伴って落ちぶれてしまった上流階級を指す言葉です。

この言葉の由来は、1947年に太宰治の作品『斜陽』が文芸雑誌「新潮」で連載されたことに始まります。

この作品の影響で「斜陽族」という言葉が流行語として生まれました。

その後、この流行語をもとに、社用の名目で会社の資金を使って飲食を楽しむ人々を「社用族」と揶揄する言葉が生まれました。

これが「~族」という接尾辞を持つ多くの新しい言葉を生むきっかけとなったのです。

【斜陽族】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「斜陽族」という言葉の基本的な意味やその由来に関する主要なポイントをカンタンにまとめます。
ポイント 説明
基本意味 時代の変遷によって落ちぶれた上流階級を指す。
名前の由来 太宰治の1947年の作品『斜陽』から。
出版の場所 文芸雑誌「新潮」での連載。
影響 「斜陽族」という流行語が生まれる。
派生語 「斜陽族」の流行を元に「社用族」などの新しい言葉が生まれる。

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