しゃり【舎利】の語源・由来

「舎利」という言葉は、梵語の「sarira」から来ており、主に仏陀の遺骨を指す言葉として使われます。

特に、仏陀の遺骨の中で小豆のような粒状とされるものを特に指します。

仏陀の逝去後、これらの舎利は多くの信仰の対象となり、各地に拡散しました。

この結果、多くの寺院には舎利を納めた舎利塔が建てられるようになりました。

しかし、実際の舎利として用いられるものには、宝石や真珠なども含まれていました。

さらに、舎利という言葉は「白い米粒」という意味でも使われるようになりました。

これは、江戸時代以降のことで、舎利と米粒が色や形が似ているため、このような意味合いで使われるようになったのです。

しゃり【舎利】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「舎利」という言葉の基本的な意味やその背景に関する主要なポイントをカンタンにまとめます。
ポイント 説明
基本意味 仏陀の遺骨、特に小豆のような粒状の遺骨を指す。
語源 梵語の「sarira」から派生。
信仰の対象 仏陀の逝去後、舎利は多くの信仰の中心となった。
舎利塔 舎利を納めるための塔。多くの寺院に建てられるようになった。
実際の舎利 実際に用いられる舎利には、宝石や真珠なども含まれていた。
「白い米粒」の意味 舎利と米粒が色や形が似ているため、江戸時代以降「白い米粒」という意味でも使われるようになった。

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。