薬玉(くすだま)は、主に式典や特定の祭りで用いられる装飾品の一つです。
特に日本の端午の節句(5月5日)によく見られます。
この薬玉は、邪気や不浄を払うために家の柱や壁に掛けられる習慣があります。
名前の「薬玉」には、その目的と機能が反映されています。
この玉には、薬用の香料が詰められることが多いため、”薬”と名付けられています。
この香料には、邪気を払うとされる力があると信じられています。
そのため、「薬玉」という名前は、その実用性(薬用の香料を用いる)と目的(邪気を払う)に基づいて命名されているわけです。
くすだま【薬玉】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「薬玉」の用途、配置場所、名前の由来、目的、および信じられている効能についてカンタンにまとめます。
項目 | 説明・情報 |
---|---|
用途 | 式典や特定の祭り(特に端午の節句)で用いられる装飾品。 |
配置場所 | 家の柱や壁に掛けられる。 |
名前の由来 | 薬用の香料が詰められるため、「薬」。 |
目的 | 邪気や不浄を払う。 |
効能 | 香料には邪気を払う力があると信じられている。 |