ヤスデ【馬陸】の語源・由来

【意味】

ヤスデ綱の節足動物の総称。体は円筒状で体長2~250ミリメートル。頭部と多数の環節とからなり、褐色、時に赤・黒・白・青緑色。ムカデに似るが、第5胴節以降は一節に2対ずつの歩脚があるところが異なり、倍脚類ともいう。物に触れれば巻曲して円くなり、臭気を放つ。暗質な場所に潜み、多くは腐植食性。フサヤスデ・タマヤスデ・オビヤスデなど世界に約1万種、日本に200種が分布。円座虫。銭虫。古名、雨彦、筬虫。

【語源・由来】
「やすで」は、脚(手)が多いことから、「八十手(やそで)」、「弥十手(やそで)」)と呼ばれ、「ヤスデ」に変化したのではないかと考えられている。

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