ティーツリーの名前は、英語の「tea tree」に由来しています。
この名前は、オーストラリアの先住民、アボリジニが、ティーツリーの葉を煎じて飲むお茶を作っていたことからきています。
アボリジニは、この葉をお茶として飲むだけでなく、咳や喉の痛みを和らげるためにも使用していました。
1770年に、英国の探検家ジェームズ・クック船長がオーストラリアを訪れた際、アボリジニの人々がこの植物の葉を煎じて飲む様子を目撃しました。
それをきっかけに、クック船長がこの植物を「ティーツリー」と名付けました。
この名前はその後、ヨーロッパにも広がり、今日に至るまで使われています。
時折、「Ti tree」という表記も見られるのは、この植物がお茶の木と誤解されることがあるためです。
「ティーツリー」の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「ティーツリー」という植物の名前の由来やその歴史的背景をカンタンにまとめます。
項目 | 詳細 |
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名前の由来 | 英語の「tea tree」に基づく。 |
使用の歴史 | アボリジニが葉を煎じてお茶を作り、また、咳や喉の痛みを和らげるために使用。 |
名付けの経緯 | 1770年、英国の探検家ジェームズ・クック船長がオーストラリアでアボリジニの飲む様子を目撃し、名付ける。 |
名前の普及 | クック船長の命名後、ヨーロッパにも名前が広まる。 |
「Ti tree」との関係 | 「Ti tree」という表記もあるが、これはお茶の木との誤解から来ている。 |