つけやきば【付け焼き刃】の語源・由来

「付け焼き刃」という言葉は、もともと刀鍛冶の用語であり、切れ味の劣る刀に後から鋼の焼き刃を追加して作られた刀を指していました。

通常、良質で長持ちする刀を作るためには、何度も地金を打ちながら作られます。

しかし、付け焼き刃として鋼を追加しただけの刀は、初めは切れるものの、その切れ味は長続きせず、すぐに鈍ってしまうという特徴がありました。

この性質から、一時的に知識や技能を身につけるが、それが浅く長続きしない様子を指す言葉として「付け焼き刃」という言葉が使われるようになりました。

【付け焼き刃】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 詳細・内容
初出 刀鍛冶の用語
原意 切れ味の劣る刀に後から鋼の焼き刃を追加して作られた刀
製造過程 良質で長持ちする刀は何度も地金を打ちながら作られる。付け焼き刃は鋼を追加するだけ
特徴 初めは切れるが、切れ味はすぐに鈍る
比喩的な意味 一時的に知識や技能を身につけるが、それが浅く長続きしない様子

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