とうがたつ【薹が立つ】の語源・由来

「薹が立つ」という言葉は、時期や盛りが過ぎてしまうことを指す表現です。

ここでの「薹」は、蕗(ふき)の花茎を指しており、「ふきのとう」の「とう」にも関連しています。

蕗の花茎は、伸びると次第に硬くなり、食べるのに適した時期を逃してしまうことがあります。

この特性から、花茎が伸びて食用に適していなくなる状態を「薹が立つ」と表現するようになりました。

そして、この植物の特性を元に、人の年齢や状況にも当てはめて使用されるようになりました。

例えば、人の盛りや最適な時期が過ぎたときにも「薹が立つ」という言葉で形容されることがあります。

【薹が立つ】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
言葉 薹が立つ
基本の意味 時期や盛りが過ぎてしまうこと
「薹」の具体的な意味 蕗(ふき)の花茎。関連して「ふきのとう」の「とう」にもつながる。
蕗の特性 蕗の花茎は伸びると硬くなり、食用に適した時期を逃してしまうことがある。
由来 花茎が伸びて食用に適していなくなる状態から、「薹が立つ」という表現が生まれた。
一般的な使用例 人の年齢や状況にも当てはめて使用。例:人の盛りや最適な時期が過ぎたときに「薹が立つ」と形容されることがある。

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