たたらをふむ【踏鞴を踏む】の語源・由来

「踏鞴を踏む」の表現は、本来「たたら」という、足で踏む大きなふいごから来ています。

このふいごは、鍛冶などで用いられ、足で踏むことで空気を送り、火を活性化させる道具でした。

この「たたらを踏む」行為が、空振りして足を空中に踏み出す動作に似ていることから、勢い余って何かを打ったり突ったりして失敗し、その反動で足を空に振り上げる様子を「踏鞴を踏む」と言うようになりました。

従って、この表現は、力を入れて行った行動が空振りや的外れになり、その反動で足を上げる動作を指しています。

【踏鞴を踏む】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「踏鞴を踏む」の背景や意味に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
起源 「たたら」という足で踏む大きなふいごから。
ふいごの用途 鍛冶などで使用され、足で踏むことで空気を送り、火を活性化させる。
名前の由来 「たたらを踏む」動作が、空振りして足を空中に踏み出す動作に似ているため。
現在の意味 力を入れて行った行動が空振りや的外れとなり、その反動で足を上げる様子を指す。

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