たまさか【偶・適】の語源・由来

「偶・適」という言葉は、思いがけないさまやまれなこと、または万一という意味を持っています。

この言葉の語源は、「たまたま」の「たま」という部分と、状態や様子を示す接尾語「そか」が組み合わさったものです。

この「そか」は、言葉の中に状態や様子を示す要素として他の単語にも見られ、例えば「疎か（おろそか）」や「厳か（おごそか）」における「そか」と同じものです。

そして、「たま」+「そか」が結びついて「たまさか」という形に音変化しました。

この結果、「たまさか」は思いがけない状態やまれな状態を指す言葉として用いられるようになりました。

たまさか【偶・適】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「偶・適」に関する詳細や背景に関して他の情報をカンタンにまとめます。

項目	詳細
基本の意味	思いがけないさままれなこと万一
「たまさか」の成分	「たまたま」の「たま」 + 状態や様子を示す接尾語「そか」。
「そか」の特徴	言葉の中に状態や様子を示す要素として他の単語にも見られる。例:「疎か（おろそか）」、「厳か（おごそか）」における「そか」。
音の変化	「たま」+「そか」 → 「たまさか」。
結果	「たまさか」は思いがけない状態やまれな状態を指す言葉として用いられるようになった。