すだれ【簾】の語源・由来

「簾」、通称「すだれ」は、細く割った竹や葦を糸で編んで垂らしたもので、部屋の内外を隔てたり、日光を遮るために使用されます。

また、古くは牛車や輿にも取り付けられました。

この言葉「簾」は、「簀」という言葉と「垂れ」という言葉の組み合わせから来ています。

「簀」は、篠竹や葦、または割竹を大まかに編んだむしろを指し、その言葉自体は「透く」や「隙」といった意味を持つ「す」から来ています。

したがって、「簾」は文字通り、編んだものが垂れ下がる形状を持つもの、という意味合いが込められています。

すだれ【簾】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「すだれ」に関する主要な情報やその特徴・背景をカンタンにまとめます。
項目名 内容
名称 簾(すだれ)
材料 細く割った竹や葦
製法 糸で編んで垂らす
主要用途
  • 部屋の内外を隔てる
  • 日光を遮る
  • 牛車や輿の装飾
名前の由来 「簀」という言葉(篠竹や葦、または割竹を編んだむしろを指す)と「垂れ」という言葉の組み合わせ。
「簀」の意味 「透く」や「隙」といった意味を持つ「す」から来る。
「簾」の意味合い 編んだものが垂れ下がる形状を持つもの

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