そりがあわない【反りが合わない】の語源・由来

「そりが合わない」または「反りが合わない」という言葉は、考え方や気質が合わないことを表す言い回しです。

この表現の背景には、日本刀とその鞘(さや)に関連する独特な特性があります。

「反り」とは、日本刀の刀身の湾曲部分、特に峰の反った部分を指します。

この「反り」が正確に刀の鞘の曲がり具合と合っていなければ、刀をその鞘にしっかりと収めることができません。

この、刀と鞘の合う合わないという具体的な様子が、人と人との関係や性格の合致・不一致にたとえられ、そこから「反りが合わない」という言葉が生まれたのです。

従って、この表現は、ある二つのものがうまく一緒になる、またはうまく機能することが難しい様子を示しています。

【反りが合わない】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「反りが合わない」に関する重要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 詳細
意味 考え方や気質が合わない、うまく一致しないことを指す表現
背景 日本刀とその鞘の関係に基づく
「反り」の定義 日本刀の刀身の湾曲部分、特に峰の反った部分
由来 刀の「反り」が鞘の曲がり具合と合わなければうまく収められないことから、関係性に転用された
使われ方 二つのものや人の関係がうまく機能しない、または適合しないことを指す

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