サラブレッドの語源・由来

「サラブレッド」という言葉は、競走用の馬を指す言葉として一般的に知られています。

また、その名前は血筋の良さや純粋さを意味することから、血統や家系が良い人を指して使われることもあります。

この言葉の由来は、英語の「Thoroughbred」からきています。

具体的には、「thorough」（完全な、徹底的な）と「bred」（育てられた）という二つの言葉が組み合わされています。

この組み合わせから、「完全に育てられた」という意味が成立し、それが「純血種」や「純粋に育てられた」という意味に繋がっています。

歴史的背景を見ると、サラブレッドという種類の馬は、16世紀のイギリスで誕生しました。

当時、イギリスの在来種の馬とアラブ種の馬を交配させることで、この新しい種類の馬が作り出されました。

この交配から生まれた馬たちは、その速さや持久力から競走馬としての価値が高まり、その名前も「サラブレッド」として知られるようになりました。

総じて、「サラブレッド」という言葉は、純粋な血統や品質を重視する背景を持つ、イギリスの競走馬の歴史と深く結びついています。

「サラブレッド」の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「サラブレッド」の定義、語源、歴史的背景、元々の意味などの要点をカンタンにまとめます。

項目	説明
「サラブレッド」の定義	競走用の馬を指す言葉。また、血筋の良さや純粋さを持つ人や物を指す際にも使われる。
語源	英語の「Thoroughbred」から。
由来する英単語	「thorough」（完全な、徹底的な）「bred」（育てられた）
元々の意味	「完全に育てられた」「純血種」
歴史的背景	16世紀のイギリスで、在来種の馬とアラブ種の馬の交配から生まれた。競走馬としての価値が高まった。
その他の用途	血統や家系が良い人を指して使われることも。