「細君」は、自分の妻や他人の妻を指す言葉として使われます。
言葉の由来として、細君の「細」は「小さい」という意味を持ちます。
しかし、「妻君」と書くこともありますが、これは当て字であって、実際の意味とは異なります。
この言葉の起源は、古代中国の諸侯の夫人の称を指していました。
もともとは、他人に対して、自分の妻を謙遜して言及する際の言葉として使用されていたものです。
しかし、時代とともにその意味が変わり、他人の妻を指す言葉としても使われるようになりました。
それでも、この言葉には軽い敬意が込められており、同輩以下の妻を指す際に使用されます。
そのため、目上の人の妻に対してこの言葉を使うのは失礼とみなされるので注意が必要です。
さいくん【細君】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「細君」という言葉の意味、語源、起源、および使用状況をカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
---|---|
意味 | 自分の妻や他人の妻を指す言葉 |
語源の意味 | 「小さい」 |
書き方の変遷 | 「妻君」と書くこともあるが、これは当て字 |
起源 | 古代中国の諸侯の夫人の称を指していた |
元々の使用状況 | 自分の妻を謙遜して言及する際の言葉 |
現代の使用状況 | 自分の妻や同輩以下の他人の妻を指す際の言葉。目上の人の妻に対しては失礼とされる |