ものまね【物真似】の語源・由来

【意味】
①人や動物その他の態度・声音などをまねること。また、それをする興行物。
②ある人物に扮してそれらしく姿態・行動を再現すること。猿楽の能では舞歌とともに技法の基礎とする。

【語源・由来】
「物真似」は、源氏物語の手習に「ものまねび(物学び)」の形で見られる。古くは、人や動物その他の態度・声音などをまねることをいったが、ある人物に扮してそれらしく姿態・行動を再現することをいうようになり、世阿弥の能楽論で多く見られ、狂言、歌舞伎、浄瑠璃に取り入れられた。近世後期から、動物や人間の「ものまね」をする芸人が多く現れた。

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