ことごとく【悉く・尽く】の語源・由来

「ことごとく」という言葉は、すべてやまったくという意味で使われる言葉です。

この言葉の起源は、「ことごと」という副詞と接尾語「く」の組み合わせから生まれました。

さらに深く掘り下げると、「ことごと」は「事事」という言葉が元になっており、これは事の一つや事の二つ、つまり、あらゆる事柄や事例を意味する言葉です。

この「ことごとく」の形は、平安時代から文献に見られます。

当初は漢文の訓読時に使われることが多かったのですが、中世を経て、日常の文章や会話でも使われるようになりました。

【悉く・尽く】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「ことごとく」の意味、成り立ち、原語、そして歴史的背景に関する主要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 内容
意味 すべてやまったく。
成り立ち 「ことごと」という副詞と接尾語「く」の組み合わせ。
原語 「事事」(ことごと)が元となっている。あらゆる事柄や事例を指す。
歴史的背景 平安時代から文献に記載。初めは漢文の訓読で使われ、中世を経て日常の文章や会話でも使われるようになった。

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