【意味】
ドウジョウ科の淡水魚の硬骨魚。全長約15センチメートル。体は長く円柱状。5対の口ひげがある。体の背部は暗緑色で、腹部は白く、尾びれは円い。淡水の泥の中にすむ。腸でも呼吸できる。食用。広義にはドジョウ科魚類の総称。おどりこ。
【語源・由来】
江戸時代にはしばしば「どぜう」と書いた。由来は分かっていないが、泥の中にすむことから、「土長(ドチョウ)」や「泥生(ドロショウ)」からと考えられている。漢字表記も「泥鰌」と書き、「鰌」の一文字だけでも「ドジョウ」と読めるが、泥の中に住むことから「泥」をつける。