だだ【駄駄】の語源・由来

「駄駄」という言葉は、子供が甘えたりわがままを言う様子を指します。

この言葉の起源に関しては複数の説があります。

まず、一つの説として「地踏鞴（じたたら）」という言葉から派生したとされています。

この「地踏鞴」はその後、「地団駄」という言葉に変わったとされ、さらに時が経つにつれて「だだ」という言葉に短縮されたという考え方があります。

また、別の説では、「いやだ、いやだ」という言葉を略したものが「だだ」の起源であるとされています。

これは、子供が何かを嫌がるときやわがままを言うときによく使う言葉から来ているという考え方です。

さらに、わがままを言う子供の行動や様子を模倣する擬態語として「だだ」が生まれたとする説も考えられています。

これらの複数の説が存在する中で、一つの確定的な起源を示すものはありませんが、それぞれの説が示す通り、「駄駄」は子供の甘えやわがままを象徴する言葉として広く使われています。

だだ【駄駄】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「駄駄」の語源や背景に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明・内容
現代での意味	子供の甘えたりわがままを言う様子。
説①	「地踏鞴（じたたら）」から派生し、「地団駄」を経て「だだ」に短縮された。
説②	「いやだ、いやだ」を略して「だだ」が生まれた。
説③	わがままを言う子供の行動や様子を模倣する擬態語として「だだ」が生まれた。
総評	複数の説が存在し、一つの確定的な起源はないが、子供の甘えやわがままを象徴する言葉として広く使われている。