ボラ【鯔・鰡】の語源・由来

【意味】
ボラ科の硬骨魚。淡・鹹両水域にすむ。体は長くて円みを帯び、頭端は鈍い。胃壁は厚く、俗に臍または臼という。背部灰青色、腹部銀白色。全長約80センチメートルに達する。世界各地に産し、養殖魚ともなる。秋に美味。卵巣を塩漬けにして「からすみ」とする。出世魚とされ、3~4センチメートルの稚魚をハク、小型のものをオボコ・スバシリ、20~30センチメートルのものをイナ、成長したものをボラ、またきわめて大きいものをトドなどという。名吉。広義にはボラ科魚類の総称。
②メナダの異称。

【語源・由来】
「ぼら」は、体が大きく、「腹が太い」ことから、「ほはら(太腹)」、「ほほはら(含腹)」が変化した語とされる。

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