こおり【氷】の語源・由来

「こおり」という言葉は、動詞「凍る(こおる)」の連用形を名詞化したものから派生しています。

「こおる」という言葉自体は、「こおって固くなる」という意味の「凝る」から来ています。

古くは、水面に張った氷を「こほり」と呼び、氷の塊を「ひ」として区別して呼んでいました。

漢字の「氷」の起源としては、もともとの文字は「冰」として記されていました。

これは氷の結晶を示す象形文字「冫(にすい)」と「水」を組み合わせたもので、後に「冫(にすい)」だけを取って「氷」という形に略されて現在の形となりました。

こおり【氷】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 詳細
「こおり」の言葉の起源 「凍る(こおる)」の連用形を名詞化したものから派生
「こおる」の意味起源 「凝る」から来ており、「こおって固くなる」という意味がある
古くの「こおり」の呼び名 水面に張った氷は「こほり」と、氷の塊は「ひ」と呼ばれていた
漢字「氷」の起源 もともとは「冰」と記されていた
「冰」の成分 象形文字「冫(にすい)」と「水」の組み合わせ
「氷」の現在の形の起源 「冫(にすい)」だけを取って「氷」という形に略された

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