なごり【名残】の語源・由来

「名残」という言葉は、もともと「波乗り」から転じたとされています。

これは、風が止んだ後でも、しばらくその影響として波が立ち続ける様子を指しています。

つまり、ある出来事や事象が終わった後に、その影響や気配が残ることを連想させる言葉として「名残」が用いられるようになりました。

この考え方は、「余波」という言葉とも関連が深いです。

余波は、大きな波や揺れが終わった後にもまだ感じられる小さな波や揺れを意味します。

このように、「名残」は何かが過ぎ去った後に残る影響や気配を表現するための言葉として使用されています。

なごり【名残】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「名残」という言葉の起源や背後の意味をカンタンにまとめます。

項目	説明
言葉	名残
由来	波乗りから転じた
初期の意味	風が止んだ後でも、波が立ち続ける様子
現在の意味	ある出来事や事象が終わった後に、その影響や気配が残ること
関連語	余波（大きな波や揺れが終わった後の小さな波や揺れ）
用途	何かが過ぎ去った後に残る影響や気配を表現するための言葉