「大団円」は、物事がめでたく、円満に終わる最後の状態を指す言葉です。
その起源は「団円」という言葉にあります。
「団円」は、もともと「終わり」や「結末」を意味する言葉でした。
えて、「団円」には「まるい」という意味や「円満なさま」の意味も含まれています。
この「まるい」や「円満なさま」のイメージから、「団円」は「欠けることなく終わること」や「めでたい結末を迎えること」といった意味に転じました。
そうした背景をもとに、特に大きな物事や出来事が円満に終わるさまを強調して「大団円」と言うようになったのです。
【大団円】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「大団円」の意味や由来に関する重要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
基本の意味 | 物事がめでたく、円満に終わる最後の状態 |
起源 | 「団円」という言葉から始まる |
「団円」の意味 | 「終わり」や「結末」、さらに「まるい」と「円満なさま」 |
転化 | 「まるい」や「円満なさま」のイメージから、欠けることなく終わることやめでたい結末を意味するようになった |
「大団円」の成立 | 特に大きな物事や出来事が円満に終わるさまを強調して使われるようになった |