【意味】
有利な方につこうと、形勢を見守ること。「洞ヶ峠を決め込む」というように使用する。
【語源・由来】
「洞ヶ峠」とは、京都府南部と大阪府枚方市との境にある峠のこと。天正10(一五八二)年、羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が、本能寺の変の後、山崎の合戦で争っている際、その峠に陣取って形勢をうかがっていた筒井順慶が、光秀側の劣勢を見て取るとすぐに秀吉側に加勢したことから。
史実とは異なり、光秀は、懇意にしていた順慶に何度も加勢を求め、洞ヶ峠でその返事を待っていたといわれる。
【意味】
有利な方につこうと、形勢を見守ること。「洞ヶ峠を決め込む」というように使用する。
【語源・由来】
「洞ヶ峠」とは、京都府南部と大阪府枚方市との境にある峠のこと。天正10(一五八二)年、羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が、本能寺の変の後、山崎の合戦で争っている際、その峠に陣取って形勢をうかがっていた筒井順慶が、光秀側の劣勢を見て取るとすぐに秀吉側に加勢したことから。
史実とは異なり、光秀は、懇意にしていた順慶に何度も加勢を求め、洞ヶ峠でその返事を待っていたといわれる。