いまぐまの【今熊野】の語源・由来

今熊野(いまぐまの)は、日本の京都市東山区に位置する地名です。

この地名は、新熊野神社(いまぐまのじんじゃ)に由来しています。

新熊野神社は、後白河法皇が熊野権現を勧請(かんじょう、つまり招き寄せる儀式)したことから名づけられた神社です。

熊野権現は、和歌山県に本拠地を持つ熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の神々を指し、多くの信仰を集めています。

後白河法皇がこの熊野権現を勧請し、新熊野神社を設立したことが、この地名「今熊野」の始まりとされています。

したがって、「今熊野」の「今」は新しさや近代性を示すわけではなく、新熊野神社と密接な関係があることを示しています。

このように、地名は歴史や文化、信仰など多くの要素が結びついて名付けられることが多く、今熊野もその一例と言えるでしょう。

【今熊野】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「今熊野」の地名の由来や関連する歴史・文化をカンタンにまとめます。
項目 説明
地名 今熊野(いまぐまの)、京都市東山区に位置
名前の由来 新熊野神社(いまぐまのじんじゃ)に由来
新熊野神社の設立者 後白河法皇が熊野権現を勧請(かんじょう、つまり招き寄せる儀式)して設立
熊野権現 和歌山県に本拠地を持つ熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の神々
「今」の意味 新熊野神社と密接な関係があることを示し、新しさや近代性を示しているわけではない
文化的・歴史的背景 地名は多くの場合、歴史や文化、信仰など多くの要素が結びついて名付けられる。今熊野もその一例

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。