そうざい【総菜】の語源・由来

「総菜」という言葉は、日常の食事で主食以外の副食物を指す言葉として使われています。

この語の起源を考えると、奈良時代には「菜」という文字が「な」と読まれ、それは元々野菜を意味していました。

しかし、時間とともにこの「菜」の意味は野菜だけでなく、副食物全般を指すようになりました。

そこから、副食物全般を意味する総称として「総菜」という言葉が生まれたと考えられます。

この言葉は、江戸時代に特に江戸地域での使用が増え、その時代の人々の日常の食事文化に深く根付いたものとなりました。

また、「総菜」は「惣菜」とも書かれることがあります。

このように、日常の食生活に関わる重要な役割を果たす「総菜」は、日本の食文化の中で長い間親しまれてきた言葉となっています。

そうざい【総菜】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「総菜」の言葉の起源と意味の変遷をカンタンにまとめます。