つむじ【旋毛】の語源・由来

「つむじ」という言葉は、主に人の頭頂に見られる渦巻き状の毛を指します。

この言葉の名前の由来は、渦巻きの特徴と「旋風（つむじかぜ）」、すなわち渦のように巻き上がる風の特徴を結びつけたことに始まります。

言葉「つむじ」の中の「つむ」は、回転するものや巻き上がるものを意味する言葉から来ています。

例えば、糸を巻き取る際の心棒を意味する「つむ（錘）」や、糸を紡ぐことを意味する「つむぐ（紡ぐ）」の「つむ」と関連があります。

一方、言葉の中の「じ」は「風」や「嵐」に関連する語と関連が深く、「あらし（嵐）」の中の「し」や「かぜ（風）」の「ぜ」といった意味合いを持っています。

従って、この言葉は頭頂の毛の渦巻き状の特徴と、渦巻きの風の動きを結びつけて名付けられたと言えます。

つむじ【旋毛】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	内容
「つむじ」	人の頭頂に見られる渦巻き状の毛
名前の由来	渦巻きの特徴と「旋風（つむじかぜ）」の特徴を結びつけ
言葉の中の「つむ」	回転するものや巻き上がるものを意味。関連語: 「つむ（錘）」、「つむぐ（紡ぐ）」
言葉の中の「じ」	「風」や「嵐」に関連。関連語: 「あらし（嵐）」の「し」、「かぜ（風）」の「ぜ」
意味の結びつき	頭頂の毛の渦巻き状の特徴と、渦巻きの風の動きを結びつけて名付けられた