とんぼ【蜻蛉】の語源・由来

「蜻蛉」、日常的には「とんぼ」として知られるこの昆虫に関する言葉の語源や由来には複数の説が存在します。

一つの説は、「トン」が「飛ぶ」を意味し、「バウ」が「棒」を意味するという点から、「飛ぶ棒」という意味で「とんぼ」と名付けられたというものです。

トンボの細長い体と、飛ぶ姿がこの名前の由来となった可能性があります。

また、別の説として「飛羽（とびば）」という言葉が変化して「とんぼ」となった、というものもあります。

最後に、その表記「蜻蛉」は、この昆虫の漢名、つまり中国由来の名前から取られています。

これらの説を組み合わせると、日本の「とんぼ」という名前は、その飛ぶ姿や体の形状から名付けられ、その表記は漢名を元にしている、ということが伺えます。

とんぼ【蜻蛉】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「とんぼ」や「蜻蛉」という昆虫の名前の成り立ちや意味をカンタンにまとめます。

項目	説明
日常的な呼び名	とんぼ
「とんぼ」の語源説（1つ目）	「トン」は「飛ぶ」、「バウ」は「棒」。細長い体と飛ぶ姿から「飛ぶ棒」という意味で名付けられたという説。
「とんぼ」の語源説（2つ目）	「飛羽（とびば）」という言葉が変化して「とんぼ」となったという説。
表記「蜻蛉」の由来	この昆虫の漢名、つまり中国由来の名前から取られている。