【意味】
①心が弱く物事に恐れること。勇気のないこと。臆病。
②心だてのいやしいこと。卑劣。
【語源・由来】
「卑怯」は、興味があること、おもしろいこと、不都合なことの意の「比興」の当て字とされる。「比興」は「詩経」でいう漢詩の六体のうち、直喩を表す「比」と隠喩を表す「興」とから。比興は他のものにたとえておもしろく表現することをいった。転じて、不合理なことをいうようになり、「非興」とも書いた。近世以降、「卑劣」という意味で用いられるようになり、「卑怯」の字が当てられた。
【意味】
①心が弱く物事に恐れること。勇気のないこと。臆病。
②心だてのいやしいこと。卑劣。
【語源・由来】
「卑怯」は、興味があること、おもしろいこと、不都合なことの意の「比興」の当て字とされる。「比興」は「詩経」でいう漢詩の六体のうち、直喩を表す「比」と隠喩を表す「興」とから。比興は他のものにたとえておもしろく表現することをいった。転じて、不合理なことをいうようになり、「非興」とも書いた。近世以降、「卑劣」という意味で用いられるようになり、「卑怯」の字が当てられた。