【意味】
ある著作物を独占的に出版・販売する権利。
【語源・由来】
英語copyrightの訳語。自著の権利の保護を主張した福沢諭吉が、東京府(東京都)に提出した著作権保護の重要性を訴える文章の中で「出版の特権、或は略して版権」と記述したことから。明治二年に出版条例が制定された。ただし、そのころは「重版厳禁の権利」などの言葉が用いられており、「版権」ということばが一般化したのは、明治一〇年代のことといわれる。現在は「著作権」が用いられ、法律上「版権」は廃語となっている。
【意味】
ある著作物を独占的に出版・販売する権利。
【語源・由来】
英語copyrightの訳語。自著の権利の保護を主張した福沢諭吉が、東京府(東京都)に提出した著作権保護の重要性を訴える文章の中で「出版の特権、或は略して版権」と記述したことから。明治二年に出版条例が制定された。ただし、そのころは「重版厳禁の権利」などの言葉が用いられており、「版権」ということばが一般化したのは、明治一〇年代のことといわれる。現在は「著作権」が用いられ、法律上「版権」は廃語となっている。