「昆布」という言葉は、奈良時代から使用されていました。
ただし、その当時、「昆布」の文字は「ひろめ」として読まれており、これは「幅の広い海藻」という意味を持っていました。
また、別の読み方として「えびすめ」もあり、これは「蝦夷地の海藻」を意味していました。
時が経過するにつれて、「昆布」という文字は音読みされ、「こんぶ」として読まれるようになりました。
この変遷を経て、今日私たちはこの海藻を「昆布」あるいは「こんぶ」と呼んでいます。
こんぶ【昆布】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「昆布」の語源、歴史的背景、およびその言葉が持つ意味やニュアンスをカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
---|---|
初期の使用時期 | 奈良時代 |
初期の読み方 | 「ひろめ」 |
「ひろめ」の意味 | 幅の広い海藻 |
別の読み方 | 「えびすめ」 |
「えびすめ」の意味 | 蝦夷地の海藻 |
音読みの変遷 | 「こんぶ」 |
現代の呼称 | 「昆布」あるいは「こんぶ」 |