らちがあかない【埒が明かない】の語源・由来

【意味】
物事が進行しない。いつまでたっても決着がつかない。

【語源・由来】
「埒(らち)」は、馬が逃げないように馬場の周りを囲った柵や仕切りのこと。柵が明かないと何事も始まらないことから決着がつかないという意味が生じたとされる。本来は「物事の決まりがつく」「かたがつく」などの意味で、「埒が明く(らちがあく)」と使われていたが、現代では否定表現の「埒が明かない」と使われる。

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