まだら【斑】の語源・由来

「まだら」という言葉は、様々な色や濃淡が混ざり合った模様や状態を指します。

この言葉の由来に関しては、いくつかの説が存在します。

一つの主要な説は、仏教語の「曼荼羅（まんだら）」から来ているというものです。

曼荼羅は悟りの世界を象徴するものとして、多くの仏や菩薩、神々などを網羅して描かれた図であり、その図には様々な色が混じり合っているのが特徴です。

しかし、この「曼荼羅」説だけではなく、他の説も存在します。

「間離（まはらだ）」の略であるという説や、「間処有（まとあり）」の意味からきているという説、さらに「間加不足（またらざる）」の意味からという説など、複数の説があることから、まだらの語源は一定ではなく、正確な由来は確定されていないのです。

まだら【斑】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「まだら」の意味と、その言葉の由来に関するいくつかの説をカンタンにまとめます。

項目	詳細・説明
名称	まだら
意味	様々な色や濃淡が混ざり合った模様や状態
主要な語源説	「曼荼羅（まんだら）」から来ている説。多くの色が混ざり合った図が特徴
他の語源説	1. 「間離（まはらだ）」の略説
	2. 「間処有（まとあり）」の意味からの説
	3. 「間加不足（またらざる）」の意味からの説
確定性	複数の語源説が存在し、正確な由来は確定されていない