はら【腹】の語源・由来

【意味】
①動物体で、頭・胸につづき、それらと尾との間にある部分。哺乳類では胸腔と骨盤との間で胃・腸などの内臓を容れる。
②背に対して、体の前がわ。また、物の内側にあたる部分。
③胃腸。おなか。
④(「胎」とも書く)子のやどる母の胎内。また、その母。また、その子。
⑤こころ。かんがえ。感情。気持。また、心底。本心。
⑥胆力。度量。
⑦物の中央の大きい部分。物のふくらんだ所。
⑧かめなど胴部のふくらんだ器物を数える語。
⑨魚の鮞(はららご)を数える語。
⑩(理)(loop)定在波で振幅が最も大きい部分。
⑪帆が風を受けてふくれる所。
⑫琴の胴の裏面。
⑬氏。氏族。

【語源・由来】
「腹」は、「原(はら)」「平(ひら)」などと同源で「広(ひろ)」に通じるという説、中高に張っていることから「張り」の意味からとする説、朝鮮語で「腹」の意味の「peri」からとする説など諸説ある。

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