【意味】
スズメ目ヒバリ科の小鳥。スズメよりやや大きく、背面は黄褐色の地に黒褐色の斑がある。腹部は白く、後向きの趾(あしゆび)の爪は非常に長い。日本各地の畑地・草原などに巣を作って、空中高くのぼってさえずる。鳴き声は「一升貸して二斗取る、利取る、利取る」などと聞きなす。籠鳥として古くから飼育された。
【語源・由来】
「ひばり」の漢字表記は、雲にとどくほど空高く飛ぶ雀のような鳥という意味からで、「ヒバリ」も、晴れた日に空高くのぼり鳴くさまから、「日晴(ひはる)」の意味が語源という説が有力とされる。