【意味】
①他家に食客となっていること。
②江戸時代、家長の傍系親で被扶養者の称。
③生活の面倒を見ること。世話をすること。
④面倒なこと。手数のかかること。迷惑なこと。
⑤同居。また、同居人。居候。宿借り。
【語源・由来】
「厄介」は、災いのめぐり合わせの意の漢語「厄介」からとする説、「やかえ(家抱)」や「やかい(家居)」が転じたという説など諸説ある。江戸時代になると居候の意が派生して、くるしみ、わざわいの意の「厄」、たすける、気にかける意の「介」から成る「厄介」の字を当て用いられるようになった。