【意味】
小麦粉に砂糖・バター・牛乳・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いた薄く小形の洋菓子。
【語源・由来】
「ビスケット」は、英語「biscuit」から。「biscuit」は、二度焼かれたという意味のラテン語「Biscoctum」から。「Biscoctum」は、フランス語に入り、スポンジケーキ・ビスケット・乾パンの意のビスキュイの語源になった。「Biscoctum」は、ポルトガル語を通して日本に入り、16世紀頃には、「びすかうと」と呼ばれ、明治時代には当て字で「重焼麺包」と書かれた。1875年、日本で最初に風月堂の米津松造がビスケットを作ったとされる。